1953-07-09 第16回国会 参議院 電気通信委員会 第9号
○公述人(古川榮一君) 只今山田委員から御質問があつたのですが、公共企業体というのはやはり独立採算で自分で 一人立ちをするのが建前だと思いますが、今の日本の公共企業体は、各国によつていろいろと事情を異にいたしますから一概には申上げられませんが、従来の公企業から変つて来た公共企業体でございますから、そうでない私企業から変つて来たというものもイギリスにはございますが、日本の場合は逆に公企業が初めて公共企業体
○公述人(古川榮一君) 只今山田委員から御質問があつたのですが、公共企業体というのはやはり独立採算で自分で 一人立ちをするのが建前だと思いますが、今の日本の公共企業体は、各国によつていろいろと事情を異にいたしますから一概には申上げられませんが、従来の公企業から変つて来た公共企業体でございますから、そうでない私企業から変つて来たというものもイギリスにはございますが、日本の場合は逆に公企業が初めて公共企業体
○公述人(古川榮一君) 只今の御質問に対しましてお答えいたします。先ほどスピードと申しましたのは、むしろ公共企業体自体という立場よりも、私は電気通信の特異性からいたしまして、一番最初申上げましたように、いわゆる買手と申しますか、需要者の需要に応じ、それから今日電気通信事業の生産業者の能力も十分あるのに、これが十分行われておらない。而も日本の現状からいたしまして、電話の増設のスピードが非常に必要なんですね
○公述人(古川榮一君) 私は一橋大学の教授古川榮一でございます。只今委員長のお話にもありました三つの法案につきまして、簡単な意見を述べさして頂きたいと思います。只今委員長からお話がありましたように、今度の法案は、いずれも我々一般に関係の深い電気通信に関する諸制度を整備いたされまして、且つ公衆電気通信並びに国際関係を含めまして電気通信事業の合理化をお図りになると同時に、この料金を改訂なさいまして広く設備